投稿者: こんにちは。マツです。
僕は元々、会計とは全く無縁の生活を送っていました。
物覚えが悪くて、集中力もあまりない僕ですが、そんな自分でもたった3ヶ月で日商簿記2級に合格できたので、三ヶ月の間に行った勉強内容を振り返って見ようと思います。
タイトルにも書いている３つの鍵のおかげで合格できました
勉強手順と３つの鍵
①まずは講義動画でなんとなく理解を深める（鍵①）
いざ簿記の勉強を始めようと思っても、まったくの未知の分野。
参考書を読んでも眠くなるだけだろうと思った僕は、ネットで視聴できそうな講義動画を探しました。
今の時代、簿記ニ級までの範囲であれば無料で公開してくださっている講義が調べればいくつか出てきます。
僕が選んだのはコチラ。
この講義動画が短期合格に導いてくれた１つ目の鍵です。
このサイトで無料で公開されている「簿記3級」「簿記2級（商業簿記）」「簿記2級（工業簿記」を順番に視聴しました。
簿記3級の後半（決算処理）と工業簿記の中盤～後半（標準原価計算、CVP分析）は一回の視聴で理解できなかったので、二回視聴しました。
ネットの前情報では、工業簿記の理解が難しいと聞いていたのですが、講師の植田先生の説明が
“トテツモナク分かりやすい！”
CPAラーニングのいいところは、合格に必要な箇所に絞って、分かりやすく解説してくれているところです。 工業簿記まで全て見終わっても、そんなに時間がかからないので、倍速で繰り返し見るのもオススメです。
②CPAラーニング付属の問題集を解く（鍵②）
なんと、CPAラーニングでは、講義動画に対応した個別問題集のPDFも無料で公開されています！
これが鍵②です。
youtubeなどでも講義動画は無料で公開されているものもありますが、しっかりとした問題集まで無料で公開しているものはあまり無いと思います。
僕は、CPAラーニングが無料公開しているPDFをipadのgood note5というノートアプリに取り込んで、PDFの上にペンで実際に問題を解きました。
講義動画と問題が対応しているので、問題集で分からなかったところは講義動画に戻って、理解したらまた問題集に戻る という作業をループしていました。
問題集は何周もせずに一周に留めていました。
③過去問を解く（鍵③）
①⇢②で、なんとなく基礎の部分は理解できたと思ったので、過去問を試してみようと思いました。
ちなみに、②の問題集を一周終えるまでに一ヶ月はかかっていました。 一日一時間半くらいのペースで勉強していたので、かなりスローペースですね。
僕が選んだ過去問はコチラ
https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/110849
本屋で色々な過去問を比べ読みしましたが、こちらの参考書にかかれている解説が一番詳しく書かれているように感じたので、選んでみました。
まず一周やってみたのですが….。
ほとんど自力で解けない！
なので、一周目から解説を見ながら過去問を解いていました。
ちなみに解説を読んでも理解できないところも多々ありました。その場合は①の動画で対応する講義を復習して、基礎が理解できたらまた過去問に戻って という作業を、理解できない解説部分がなくなるまで繰り返していました。（これが勉強の過程で一番骨の折れる作業だったかもしれません）
解説の内容がほとんど理解できたら、あとは過去問をループします。
毎回ペンで書いていたら時間がかかるし面倒なので、頭の中で答えや解放がすぐに思いついたら次の問題へ進んで、答えられなかったら解説に戻るような感じで何度も何度も過去問を繰り返していました。
残りの二ヶ月は、この過去問ループ作業しかしていませんでした。
無事合格へ
6月から勉強を始めて、９月のネット試験を受験したところ無事に一発合格できました！
（筆記試験よりもネット試験の方が断然オススメです）
合格時の点数は「82点」
第4、第5問の工業簿記は満点、一番最後に解いた第2問は途中で時間切れになってしまったので、そこで点数が取れませんでした。
工業簿記（管理会計）は始めは全体像を掴みづらく難しく感じますが、勘定連絡図を自分で書いて工程の流れを把握しながら普段の勉強を進めていけば、必ず得点源になりますので、早めに解くことをオススメします。
僕は、1⇢4⇢5⇢3⇢2の順番で解いていました。
勉強を振り返って
今回僕が紹介したCPAラーニングとTAC出版の過去問に出会っていなければ、合格はかなり遠のいていたんじゃないかと思うくらい、この２つは素晴らしい教材でした。
これから日商簿記2級や3級を受けようと思われている方は、ぜひ本記事の勉強方法を参考にしてみてください！